複雑化する傾向にあった時計の技術革新で、ここ数年激化するのが薄型化競争だ。
薄くするにはパーツ製造や組み立てに高度な技術を要し、たとえ薄くとも強度などの耐久性を備え、精度や駆動時間といった実用性も両立しなければいけない。いわばウォッチメイキングの総合力が求められるのだ。
限られた時計ブランドがしのぎを削る、極薄時計の戦況をレポートしよう。
CITIZEN
シチズン/エコ・ドライブ ワン/AR5026-05A

SSケース、39mm径、クオーツ。40万円/シチズン 0120-78-4807
クオーツ最薄:2.98mm
40年以上前、世界初のアナログ式光発電のエコ・ドライブを発表したシチズンは、その先駆として究極の薄型化を実現。ムーブメントはほとんどのパーツを新開発し、省スペース化した新設計でわずか1mm厚という極薄に。これを厚さわずか2.98mmというケースに収めた。
さらに薄さだけでなく、消費電力を極限まで抑えてフル充電から12カ月の連続稼働を備える。そんな先進性を、ベゼルに採用したセラミックスとメタルの混合素材サーメットのPGカラーとレザーストラップの組み合わせで美しく際立たせる。
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ピアジェ/「アルティプラノ」アルティメート・オートマティック

K18PGケース、41mm径、自動巻き。294万円/ピアジェ 0120-73-1874
自動巻き最薄:4.3mm
マニュファクチュールとハイジュエラーという二面性を持つピアジェにとって、極薄時計はブランドの神髄である。それは極薄化によって、デザインの自由度とクリエイティブの可能性をさらに押し広げるからだ。
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December 10, 2019 at 04:00PM
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各ブランドがしのぎを削る極薄時計の戦況をジャンル別レポート! (2019年12月10日) - エキサイトニュース - エキサイトニュース
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