
時計の持つ新たな可能性を感じるラインナップ
ヨーロッパの時計ブランドとは違った進化を進める日本の時計ブランドたちは、“最新” “ハイテク” “多機能”などを謳い、時計の未来像を提案する手法を主体にしていた。しかし便利さをアピールする場合、それ以上便利なものが出てくれば、存在価値は失われるだろう。そもそも便利さに勝負になると、スマホに並ぶものはない。
そこで国産ブランドは、よりエモーショナルな時計を目指し始めている。ポイントとなるのは、既存技術の熟成。ムーブメントの手巻き化やコンセプトモデルの製品化、あるいは引き算の考えから生まれた2019年の時計たちは、これまでヨーロッパの時計ブランドが得意としていた“伝統と革新”を語るもの。
ブランドの個性を生かしつつ、技術を駆使してエモーショナルな魅力を加えることで、時計としての価値を高めている。
1.高い機能性と美を結集した珠玉の逸品
グランドセイコー
「SBGK007」(75万円)
グランドセイコーに使用されるムーブメントとしては2012年以来となる自社製手巻きムーブメント「キャリバー9S63」が誕生。このムーブメントを搭載した「SBGK007」は、薄型ムーブメントの特徴を生かして、ケースや風防を柔らかなフォルムにデザイン。時計自体にエレガントな雰囲気が増し、本格的なドレスウォッチとしても楽しめるだろう。
なお、パワーリザーブを約72時間(3日間)確保しており、その残量をパワーリザーブで表示。ゼンマイトルクが安定しているので精度も高い。まさに美と技の共演である。手巻き、SSケース、ケース径39mm。
2.桁違いの高精度を実現した年差±1秒の世界
シチズン
「ザ・シチズン」(180万円)
一般的なクォーツ時計に使われる音叉型水晶振動子の32,768Hzという周波数を使って正確な一秒を割り出し、時を刻むクオーツ式時計は、機械式時計に比べて圧倒的に高精度である。しかしシチズンは、更なる高精度を目指した。創業100周年である2018年に発表したムーブメントCal.0100は、なんと8,388,608Hzという周波数を実現。
温度変化に対しての安定性に優れるATカット型の水晶振動子を採用しており、さらにセンサーで内部温度を計測し、温度変化による誤差も補正することで、年差±1秒という驚異的な高精度を実現した。2019年はこのムーブメントを時計に搭載。純粋な1秒を表現するために、すらりと針が伸びた端正なデザインでまとめている。世界限定100本。光発電クオーツ、18KWGケース、ケース径37.5mm。
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December 30, 2019 at 06:01AM
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グランドセイコー、シチズン、カシオら“熟成の国産”時計5選(&GP) - Yahoo!ニュース
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