
時計のトレンドを追い続けている評論家やジャーナリストに、2019年に発表された時計で気に入ったものを5モデル選んでもらった。時計のプロである彼ら意見に耳を傾け、時計知識を深めていただきたい。本記事は、時計関係の著書も多数執筆されている並木浩一さんのベストウオッチを紹介する。
「スウォッチ グループがバーゼル離脱。世界的な枠組みが変わった」
2019年の時計について評論家・並木浩一さんに聞く
■ベスト5の選出基準は?
「圧倒的インパクトがある“旬の時計”」
■2019年の時計界を総括すると
「バーゼルからスウォッチ グループが離脱し、独自の発表会に移行したのは今世紀最大の衝撃。こんな激動期に立ち会えたことをジャーナリストとして幸運に感じます。3つの大きな展示会を経て、新しい腕時計作りの世界的枠組みが変わったことを実感しました。来年はSIHHとバーゼルワールドが連続日程となり、スウォッチ グループがどのような戦略を取るかによって時計そのもの、また時計の“語り”にも影響してきます。どんな腕時計が登場するのか、本当に楽しみです」
<私的ベストウオッチNo.1>ブレゲ「クラシック トゥールビヨン エクストラフラット スケルトン 5395」
Ref.5395BR/1S/9WU 2682万9000円(予価)
【技術的にも美学的にも神業トゥールビヨン】
「そもそも初代ブレゲの発明品であるトゥールビヨンを、技術的にも美学的にも最高レベルにインテグレートした傑作に思える。超絶機構を3ミリ厚の極薄ムーブメントに組み込み、極限まで削り、手作業で仕上げた」
スペック:手巻き(自社製Cal.581)。毎時2万8800振動。80時間パワーリザーブ。18Kローズゴールドケース(シースルーバック)。アリゲーターストラップ。直径41mm、厚さ7.7mm。3気圧防水。
<私的ベストウオッチNo.2>モンブラン「ヘリテイジ オートマティック」
Ref.119946 101万2000円
【オールド・ミネルバのファンが心踊る新作】
「ミネルバの3針といえばCal.48(ピタゴラス)が有名だが、それに出車を組み込んで中3針にしたCal.49が存在した。その面影を持つ本作は、“古き良きミネルバ”を想起させる」
スペック:自動巻き(Cal.MB 24.27)。毎時2万8800振動。約42時間パワーリザーブ。18Kローズゴールドケース(シースルーバック)。アリゲーターストラップ。直径40mm、厚さ11mm。5気圧防水。
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January 21, 2020 at 08:10PM
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時計のプロが語る私的ベストウオッチ――時計評論家・並木浩一さんが選んだ5本(WATCHNAVI Salon) - Yahoo!ニュース
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