なぜ男たちは時計に惹かれ高価な腕時計を持とうとするのか?
男にとって腕時計とは特別な意味をもつ嗜好品です。時刻を知るための装置として誕生した時計は、小型化して腕を飾るようになることで、本来の機能以上に持ち主のステイタスやライフスタイルを表す特別なアイテムとなりました。男たちを魅了してやまない高級時計を着ける意味とは? どんな時計をどこで購入して、どう付きあうべきか? など、男として腕時計について知っておくべき10項目をまとめた後編。その5項目をご紹介します。
【6】腕時計の正しい選び方 ~腕時計も必ず「試着」することが大切~
腕時計には、実際に腕に載せると、驚くほど表情が変わるものがあります。
ショーケースに並んでいるときには控えめでクラシックに見えていたのが、腕に載せてみると、華やかでモダンであったり。ケースが大きく厚すぎると思えていたのが、意外にしっくりと馴染んだり。
そしてそんな表情が大きく変わる腕時計ほど「よい腕時計」だったりする。なぜかはわからないですが、そういうことが多い。ショーケースの中でも腕の上でもさほど変わらないのは、所詮は「予想の範囲の凡庸さ」ということなのかもしれません。
また、近くで見るのと、遠くで見るので、表情が変わるモデルもあります。つまり自分が見るのと、他者が見るので、違って見えるのです。
その好例がオーデマ ピゲのロイヤル オークで、ケースとブレスレットの2トーン仕上げのポリッシュ部が太陽の光などに照らされると、遠目にキラリと美しく光る。だから自分で見るより、他者から見た方が、よりいっそうラグジュアリーで格好いいのです。
ですから腕時計を選ぶときには、まず、腕に載せてみる。そして腕に載せたところを、鏡に映して見てみる。さらに大きな鏡に全身を映し、離れて遠くから見てみる。よい時計店には、そういうための大きな鏡があるものです。
要するに、洋服を選ぶときのように、腕時計も「試着」をすることが大切。それが正しい腕時計の選び方なのです。
【7】腕時計の基本は2本持ち~まずはドレスウォッチとスポーツウォッチを~
腕時計の基本は、ドレスウォッチとスポーツウォッチの2本をもつこと。服装にドレスとスポーツがあるように、腕時計もドレスとスポーツを使い分けるのです。
では、その選び方はというと、ざっと挙げるとこんな感じです。
まず、ドレスウォッチは、薄ければ薄いほどよい。靴底や眼鏡のフレームと同じく、厚みがあるほど無骨に、薄いほどドレッシーに見えるのです。
薄いケースがドレスシャツの袖口に隠れる、というのも重要なこと。そうして大切な人と会話や食事をしているときに、腕時計が隠れて「時間を気にしていない」という風にするのが、エレガントな所作です。
同じく「細かな時間は気にしない」という意味で、秒針や細かなインデックスがないほうがエレガント。つまり時分針のみの2針で、シンプルなダイヤルが、もっともドレッシーなのです。
一方、スポーツウォッチは「本格のスポーツ仕様」から「スポーティなもの」まで多種多様で、そのため選び方もひと言で語るのは難しい。しかしそのどれにも望まれるのが防水性能でしょう。
前記の薄型ドレスウォッチは、多くが「日常生活防水」といわれる、30m防水以下ぐらい。それ以下の非防水も少なくありません。
ですので、そんなドレスウォッチと使い分けるには、高い防水性を備えたものがよい。そして「高い防水性」というと、その目安は、100m防水ぐらいです。
というのも、50m防水では、水道の水やシャワーに直接当てると、防水性能が不足。気にせず洗ったり水に浸けたりできるのは、やはり100m防水以上。プールや海で泳ぐのなら、200m防水以上の本格ダイバーズが安心です。
そしてドレスウォッチとスポーツウォッチを揃えたら、次は、純粋に「趣味で選ぶ」3本目を。そうすれば、もはや完璧。あなたは立派な時計マニアの一員です。
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February 24, 2020 at 08:01AM
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