
安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡っては、首相や与党の推薦で招待した「政治枠」の増加が、全体の招待客数を押し上げたことも問題になった。
内閣府が国会に提出した二〇一五〜一九年の招待客の内訳を示す資料では、全体の招待客数は一八年が最多の一万五千九百十人で、うち政治枠が九千四百九十四人。一五年と比べると、全体で約二千二百人増えたうち政治枠が大半の約二千百人を占める。
一八年は自民党総裁選が行われた年。野党は、首相が総裁選の「地方票」を伸ばそうとして多くの地方議員を招いた可能性を指摘する。参院選のあった一九年も、政治枠は八千八百九十四人に上った。
資料の内訳によると、招待客の分類は、皇族、各国大公使、衆参両院正副議長・最高裁長官、国会議員、閣僚、叙勲者・文化勲章受章者など多岐にわたる。内閣府は、招待の対象について「功績・功労のある人など」と説明。政治枠は「各界功績者(総理大臣等)」という分類の中に、首相や与党議員から推薦があった分がまとめられている。
しかし、招待客を選定する際に何が「功績・功労」に該当するのか、基準は明確でない。首相は、招待された地元支持者の中に「自治会やPTA等で役員をしている方々もいる」と、正当性を強調する。これに対し野党は、首相や与党が招待基準の曖昧さを利用し、支持拡大のために政治枠を広げてきた、と追及している。 (妹尾聡太)
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February 12, 2020 at 06:10AM
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点検「桜を見る会>基準曖昧 「政治枠」が膨張:政治(TOKYO Web) - 東京新聞
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