Search

“なんでも鑑定団の時計担当”が惚れ込むヴァシュロン・コンスタンタンの極上クロノグラフ(GOETHE) - Yahoo!ニュース

時短とは無縁。手間暇を惜しまず掘れば掘るほど面白くなるヴィンテージウォッチの魅力を、さまざまな角度から掘り下げる本企画「ヴィンテージウォッチガイド」。第9回目も、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団!」の鑑定士としても知られるケアーズ会長・川瀬友和さんをゲストに迎え、1940年代に製造されたヴァシュロン・コンスタンタンの稀少なクロノグラフを紹介する。

ドレスウォッチに匹敵する美しさを宿したクロノグラフ

需要と供給のバランスから相場が成り立つヴィンテージウォッチの世界では、人気や稀少性は必ずと言っていいほど重視される。その反面、市場には価格以上のクオリティを持つ時計との出合いが溢れている。

「オークションでの落札価格が顕著な例ですが、パテック フィリップの絶対的な権威やネームバリューはヴィンテージの市場でも揺るぎませんが、これに比肩する実力を持つ数少ないブランドのひとつとして、ヴァシュロン・コンスタンタンの名が挙がります。海外に比べると日本では人気が落ち着いているため、パテック フィリップよりもだいぶ買い求めやすい価格でありながら、時計のクオリティはほぼ五分五分。とりわけクロノグラフの出来栄えは素晴らしいものがあります。製造本数が極端に少ないので、探したところでそう簡単には見つからないので出合いありきです」

複雑な設計の極みである超一級のクロノグラフは、最先端の技術が注ぎ込まれた時計ならではの輝きを放つ。この個体が持つドレスウォッチに勝るとも劣らないエレガンスについて、川瀬さんは以下のように見解する。

「当時、このクラスのブランドが手掛けるクロノグラフは高級機であったため、ケース素材はイエローゴールドが主流でした。稀に14金を見かけることもありますが、ほとんどのモデルが18金を使用しています。文字盤も非常に手が込んでいて、ブランド名などを、プリントではなく象嵌で表現していたりと手間暇かけて作られています。これに加え、植字の十字マークやインデックス、針などの素材をすべてゴールドで統一しているため、美しさが引き立っているのです。ベルト幅にも目を向けてみましょう。ここが細くなると時計全体が華奢に見えてしまうのですが、この時計は20mmと幅広です。それゆえ、上品ありながら力強い印象が感じられるのでしょう」

宝飾品の世界では、目に見えない細部まで手を抜かずに仕上げるのが超一流の証だという通説があるが、これは機械式時計にも同じことが当てはまる。

【関連記事】

Let's block ads! (Why?)



"時計" - Google ニュース
March 12, 2020 at 05:32AM
https://ift.tt/3aL2ifa

“なんでも鑑定団の時計担当”が惚れ込むヴァシュロン・コンスタンタンの極上クロノグラフ(GOETHE) - Yahoo!ニュース
"時計" - Google ニュース
https://ift.tt/2Pbci8l
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "“なんでも鑑定団の時計担当”が惚れ込むヴァシュロン・コンスタンタンの極上クロノグラフ(GOETHE) - Yahoo!ニュース"

Post a Comment

Powered by Blogger.