時計は単に時間を確認するための道具ではない。特に身にまとう腕時計には人々を魅了する数多くの要素がある。なかでも、まずは駆動方式の仕組みや特徴を理解し、腕時計の魅力に触れてみたい。
時計の種類について知ろう
時計の魅力は多角的に語られる。精密機械が持つ機能美に心奪われる人もいれば、装飾品としての完成度に魅せられる人もいるだろう。
それゆえ、時計を選ぶ基準も人によってさまざまだ。色や形、あるいは素材など、時計を構成する要素はいろいろあるが、駆動方式も大きなポイントになる。
ここでは駆動方式を軸に、時計の種類を説明していきたい。その仕組みと特徴を知ることで、時計への愛情がより深まってくるに違いない。
駆動方式による違い
腕時計には、当然のことながら、針を動かすための動力が必要だ。どのように時計を作動させる力を生むか、その方法を駆動方式と呼ぶ。
時計の駆動方式は大きく2種類に分けられ、その違いよって時計としての性格や特徴が変わってくる。
時計の出発点となったのはゼンマイを手で巻き上げる「手巻き」だが、やがてそこから派生し、着用者の腕の動きでローター(回転錘)を回すことによってゼンマイを巻き上げる「自動巻き」が誕生した。これらが「機械式」と呼ばれる駆動方式だ。
もうひとつの駆動方式は、ゼンマイではなく水晶振動子を用いた「クォーツ式」である。
機械式、クォーツともにメリットやデメリットが存在し、またユーザーの好みも分かれるが、いずれにせよ、駆動方式は腕時計の重要な要素だ。
グランドセイコーの誕生60周年を記念して発表された、オリジナルの復刻モデル「SBGW258」。ムーブメントには約72時間のパワーリザーブを誇る手巻きキャリバー9S64を搭載している。自動巻き(Cal.9S64)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KYG(直径38mm)。3気圧防水。280万円(税別)。2020年6月発売予定。問/セイコーウオッチ Tel.0120-061-012
形状による違い
時計は駆動方式だけではなくケースの形によっても、いくつかの種類に分類できる。
ラウンド(丸型)のイメージが一般的だが、他の代表的な形状だけでも、スクエア(正方形)、トノー(樽型)、レクタンギュラー(長方形)、オーバル(楕円形)、オクタゴン(八角形)などといったケースが存在する。
どのケースを選ぶかはもちろん自由だ。駆動方式の選び方と同様、形状の違いを楽しめるのも時計の魅力と言えるだろう。
トノー型をベースに湾曲した独自のフォルムを持つ、フランク ミュラーの「カサブランカ 5850」。自動巻き。2万8800振動/時。SS(縦45×横32mm)。3気圧防水。85万円(税別)。問/フランク ミュラー ウォッチランド東京 Tel.03-3549-1949
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April 09, 2020 at 07:00PM
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