
PIAGET/夢のコンセプトウォッチがついに商品化
今年のピアジェの注目すべき最新作は、超薄型の限界に挑んだ「アルティプラノ」だ。1950年代から薄型ムーブメントの開発と超薄型時計で伝統を築いてきたピアジェは、2018年に時計全体でわずか2㎜という究極の薄さを誇る機械式時計を実現したが、その際の実験的モデル「アルティプラノ アルティメート コンセプト」が試行錯誤をへていよいよ商品化が実現。ケース自体がムーブメントのメインプレートになり、ふつうの手巻きよりも100を超える283個もの部品で構成されているのは、奇跡としか言いようがなく、ピアジェの並外れた精密技術の妙技に驚くばかりだ。
アルティプラノ アルティメート コンセプト
ケースには超薄型モデルの耐久性を考えて新たにコバルト合金を採用し、盤面上にムーブメントの全部品を組み入れて、0.2㎜のサファイアクリスタルで覆う。ゼンマイを収める香箱の蓋も取り除き、分は針の回転によるが、時はディスクの回転で行う。基本的にオーダーで製作し、カスタマイズが可能。手巻き。パワーリザーブ約44時間。ケース直径41.0㎜、厚さ2.0㎜、2気圧防水。税別4280万円。
時計ジャーナリスト・菅原 茂はこう見た!
ピアジェは薄さを極めるムーブメントの開発でも第一人者。その薄型化技術には絶対譲れないという執念さえ感じられる。それだけなら技術偏重だけど、これを「カスタマイズに応じて世界で一つの美しい時計に仕上げます!」という多芸ぶりと顧客対応には感服する。
ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!
2018年に発表され、注目を集めた究極の薄さを実現したモデルがいよいよ発売に! 薄型ウォッチの先駆者として世界最薄の機械式ウォッチを発表し続けるが、佇まいは常に美しく、「薄い=エレガント」から「機械の芸術」の域に達した感がある。
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年6月号)
新潮社
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