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海外ジャーナリスト的「上半期に発表された時計」ベスト5 ピーター・チョン編。ヴァシュロン・コンスタンタンやIWCがランクイン(webChronos) - yahoo.co.jp

時計業界に限らず、世界がこれほど異常事態に見舞われた例を知らない。我々、時計業界に身を置く者としては、大規模な国際時計見本市が1月のドバイを除いてすべて中止となり、多くの新作に触れ、情報交換する“場“を失った。そんな2020年上半期発表の新作から、時計業界を代表するジャーナリストにベスト5を選出していただいた。同時に、岐路に立たされる大規模国際時計見本市に関するそれぞれの見解をうかがった。今回は時計情報サイト「Deployant」の共同創業者兼編集主幹であるピーター・チョン氏だ。

1位 グルーベル フォルセイ「ハンドメイド1」

「ハンドメイド1」は、時計製造を限界まで引き上げるための演習といえる。つまり、限りなく手作業で時計を作るために、かつての職人技を現代によみがえらせ、その技術を守り、受け継いでいくことにほかならない。この“旅”を続けることは恐ろしくもあり、同時に素晴らしいものでもある。ひとつの時計を完成させるまでに要する作業時間は約6000時間。しかも、それ以上の膨大な時間が、この時計の研究開発、試行錯誤、そしてテストに費やされているのだ。その結果が素晴らしものであることは時計を見れば一目瞭然だろう。それは単に審美性において最高レベルにあることを表すだけでなく、それをかなえるため、ひとつの時計にふんだんに注ぎ込まれた仕上げの技が最上級であることをも表現している。

2位 H.モーザー「ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック」

このモデルは、H.モーザーが高級スポーツウォッチのジャンルに参入した時計である。時間を計測するクロノグラフはセンターに同軸積算計としてレイアウトすることで非常に見やすく、かつ審美性にも優れている。デザインはまとまりがあるだけでなく、高級感をも醸し出している。手首に載せた際の快適な着け心地も絶妙だ。時計のケースやブレスレットを指でなぞったときの質感は崇高ですらある。ムーブメント開発にあたっては、自社で無理を押してもやり抜こうとはせず、クロノグラフのスペシャリストであるアジェノーの扉をたたくことにした開発チームの決断は見事だ。

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August 30, 2020 at 01:00PM
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