神奈川県で新たに59人感染うち34人が感染経路不明 - 東京新聞

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神奈川県庁

　神奈川県内で３日、新たに５９人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。このうち３４人が感染経路不明。県や、横浜、川崎など４市の保健当局が発表した。

　県は１３人の感染を発表した。このうち平塚市の５０代女性と１０歳未満の小学生男児は、感染が判明した４０代男性の同居家族。男児が通う学校に濃厚接触者はいないが、５日に同校を臨時休校とし、同学年の児童全員と教職員３人を検査する。川崎市の３０代男性は横浜市立小学校の教諭。発熱などの症状が出る数日前から出勤しておらず校内に濃厚接触者はいないとして、集団検査や臨時休校などの措置はとらない。

　横浜市は市立小学校に通う１０代女児や市内の認可保育所に勤務する２０代女性保育士ら２８人の感染を発表した。

　横須賀市は４人の感染を発表した。久里浜駐屯地で勤務する２０代の女性陸上自衛隊員は同僚の感染後、３０代のパート女性は同居する女性の感染後にＰＣＲ検査した。４０代のパート女性は、６人のクラスター（感染者集団）が発生している通所介護施設「デイサービス花栞（はなしおり）」で勤務している。

　藤沢市は３０代男性会社員の感染を発表した。

　川崎市は重症の８０代男性ら１３人の感染を発表した。宮前区の６０代女性薬剤師や保育園の男児ら９人の感染経路が不明。