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台風14号が近畿接近、三重県・伊豆諸島で土砂崩れ…一部自治体に避難勧告 - 読売新聞

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 台風14号は10日午前、紀伊半島沖を北東に進み、近畿地方に接近した。近畿から関東の太平洋側では大雨が降り、三重県や伊豆諸島では土砂崩れが発生した。一部の自治体は住民に避難勧告を出した。

 気象庁によると、10日正午現在、台風14号は和歌山県・潮岬の南約160キロを時速15キロで東北東に進んでいる。中心気圧は985ヘクト・パスカルで、中心付近の最大風速は30メートル。10日夜に暴風域を伴ったまま東海地方に接近し、その後、勢力を弱めながら南寄りに進路を変える見込みだ。

 伊豆諸島では記録的な大雨となった。東京都八丈町(八丈島)では10日午前9時までの72時間雨量が観測史上最大となる519・5ミリを記録。和歌山県や三重県などの一部でも、平年の10月の1か月分を超える雨量となっている。

 三重県紀宝町では山ののり面で土砂崩れが発生し、物置が押し倒された。八丈町でも複数箇所で土砂崩れが起きている。いずれもけが人はない。

 住民に避難勧告を発令する自治体も相次いだ。奈良県天理市は3024世帯5902人、三重県伊賀市は535世帯1294人、東京都三宅村は全域の1553世帯2388人を対象に避難を勧告した。

 全日空は10日、同日と11日の2日間、羽田空港と八丈島空港を結ぶ計8便を欠航すると発表した。

 台風14号は11日の明け方にかけて関東甲信地方に近づき、各地で雨が続く見通し。気象庁は「地盤が緩んでいる地域があり、土砂災害や河川の増水に警戒してほしい」としている。

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