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私は今まで日本国内をはじめとし、世界中に150回以上、ゴルフが目的で旅に出かけてきたゴルフ旅中毒者である。
今はゴルフ旅の素晴らしさをゴルファーに伝えていくのがライフワークになっている。
私が思うゴルフ旅の良さは3つある。
1つ目は人との触れあいである。友人と一緒に行けば、絆がさらに深まり、一人旅の場合は現地で出会うゴルファーとの交流がある。
2つ目は、その土地のゴルフ文化・歴史を学ぶことができる。国・地域によってそれぞれゴルフ文化や歴史が違うのである。
最後にその土地の食・酒を楽しむことができる。その日のゴルフを終えて、ゴルフを振り返りながらいただくその土地の食事とお酒はどんな三ツ星レストランよりも最高のディナーになる。
そんなゴルフ旅の素晴らしさを紹介するために、まずは目的地はどこが良いかを考えてみた。
コロナ禍になり3年目に突入。まだしばらく海外には行きづらい状況である。
国内は以前よりは旅がしやすい状況に戻りつつあるのでまずは国内。
国内にいて海外にきた気分にもなれる場所となると、独特の琉球文化が残っている沖縄がベストだなと。
なにより、私はコロナ禍の中、どこにも行けないなら沖縄に移住してしまおうと移住をして1年半ほどになる。ゴルフ旅の目的地として大好きだった沖縄に移住してしまったのである。移住してもまだ観光客気分が抜けない、素晴らしい沖縄のゴルフを紹介していきたい。
今回はそんな沖縄ゴルフの最大の特徴のスループレーについて話をすることにする。
沖縄のゴルフはハーフが終了してからのランチ休憩がないのは有名で、もう誰もが知っていると思っていた。しかし、沖縄に遊びに来て、初めてゴルフをする友人の多くが知らなかったので、最初の話題に取り上げておきたい。
沖縄以外には北海道もスループレーなのだが、本土ではハーフラウンドを終えたら40~60分のお昼休憩がある。
この本土の休憩があるシステムがある理由はいろいろあるが、本土では12時以降のスタート枠の需要が低く、休憩を入れることで9時から10時の間にスタートできる枠が確保できることが大きい。レストランの売り上げもアップするというゴルフ場側のメリットもある。
そんな休憩ありのシステムに慣れているゴルファーが、沖縄の初ゴルフを朝ごはんを食べずにスタートし、ハーフ終了でスルーと知り、「えー!」と驚きながら、空腹のまま後半スタートする姿を多く見てきた。
コロナ禍もあり、最近では本土でも広がりつつあるスループレー。
実は沖縄のプレースタイルというより、世界標準がスループレーなのである。
世界中でゴルフをしてきたが、ハーフ休憩があるのは日本の本土と韓国の一部のコース(おそらく日本の影響があるから)ぐらいなのである。
途中で小腹が空いたら茶店でスパムむすびなどを食べながらラウンドして、ラウンド後にゴルフ場もしくは外でランチを食べるのに慣れている私は、うっかり沖縄初ゴルフの友人たちにスループレーのことを伝えるのを忘れてしまう。
いずれにせよ、スループレーでは朝ごはんはしっかりとっておきたい。そこで、沖縄で朝スタートするときにオススメの朝食を紹介したい。
那覇市内で朝6時から営業している「MEGURO miso soup stand」というバリスタがやっているお味噌汁屋さん。沖縄スタイルの「かちゅー湯」というお味噌汁と最高の焼きおにぎりがいただけるお店である。
全国から選りすぐった8種類の味噌から好きなのを選び、削りたての鰹節をお椀の中で溶いていただく味噌汁は体に染みる一杯である。焼きおにぎりは醤油と塩が選べるがぜひ塩を選んでほしい。
スループレーの話に戻るが、なぜ沖縄は本土と同じようにハーフ休憩ありにならなかったのか? これは次の機会に紹介したいと思う。
ゴルフトラベラー。自称「ゴルフのためなら世界中どこでも行く食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー」。日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニアで、世界中をゴルフ旅している。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファーの典型的なエンジョイゴルファー。
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