2022/8/13 10:44
日本航空は、中央大学研究開発機構や交通エコロジー・モビリティ財団などと連携し、発達障害の子どもたちが安心して空の旅を楽しめるよう、飛行機の搭乗体験会などを経てツアーに参加するプロジェクトに乗り出した。ツアーの行き先に秋の本県が選ばれ、山新観光が協力して芋煮会や果物狩りを楽しんでもらう。周囲の環境に不安を感じやすいといった特徴があっても、航空会社や観光事業者のスタッフが一人一人に寄り添って「バリア」の解消を図り、空の旅を楽しんでもらえるよう、医師や交通機関のバリアフリーの専門家らの知見を取り入れ、プログラムを構築した。
第一歩として9月4日、羽田空港の訓練施設内で搭乗を模擬体験。搭乗手続きから保安検査、再現された機内での着席までの流れを体験する。9月下旬には羽田空港のターミナルで空港の様子や、ツアー当日と同じ型の飛行機内などを確認する。こうした経験を重ねた上で、10月11~13日に秋の山形ツアーに臨む。
一連の体験会、ツアーは航空会社、観光事業者にとっても成長の場となる。発達障害の子どもたちがどんな場面、環境で不安を感じるのか、どうすれば解消できるのかを学び、今後のサービス、商品企画に反映させていくという。山新観光は障害の有無や年齢にかかわらず旅を楽しめるバリアフリー観光に力を入れており、協力企業の山形空港ビルから声を掛けられた。
体験会は無料。9月4日の体験会は20組を募集している。今月21日まで応募フォームから申し込む。秋の山形ツアーは1人6万円前後。
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