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50歳からの一人旅は初めてが満載 料理家・山脇りこさんが語る魅力:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 料理研究家の山脇りこさんは、この7年ほど、1人で旅を楽しむようになりました。これまで気づかなかった自分の新しい面も見つけたといいます。3月に発表した旅のエッセー「50歳からのごきげんひとり旅」(だいわ文庫)は発売1カ月半で5万部を超えるヒットに。一人旅の魅力とは。

 山脇さんが、結婚後、久しぶりに1人で旅行したのは、50歳を目前にした時だった。

 「実家のある長崎から東京へ戻る途中、京都で1泊しました。ホテルだけ予約しておき、街へぶらりと出たのですが、おじけづいて飲食店には入れずじまい。カフェに入ってコーヒーを一杯飲むのがやっとでした」。夕食はサバずしを買ってホテルの部屋で食べた。

 翌日、早朝に起きて清水寺までランニングした。ほとんど人がいない「清水の舞台」に立ち、眺めた風景は強く記憶に残っているという。

 「1人で決断して行動できる人間でありたいと思います。たとえ1日でも旅に出ると、その自信がつきます」

 旅は夫とすることも多い。

 「それはそれで楽しいのですが、1人で日常から切り離されることで、普段は後回しになりがちな自分自身とじっくり向き合えます。自分にとって大切な人は誰か、何を大事にするのか、見直す機会です」

 50歳からの一人旅には、特別な意味があるという。

 「50歳をすぎると、毎日のくらしは見慣れたものの連続で、初めてのことが数少なくなります。でも一人旅に出ると初めてをいっぱい体験します」。好きなところしか行かない。無理はせずに自分のペースで回る。

 「ハラハラ、ドキドキしながら、その心の動きが新鮮です」

 1人で出かけるようになり、新しい自分を発見したという。

 「50歳すぎて初めてわかり…

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