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北海道発 注目を集める「アドベンチャートラベル」は、どんな旅なのか - ITmedia ビジネスオンライン

産経新聞

 北海道が「アドベンチャートラベル」(AT)への参入を着々と進めている。欧米や豪州などでは富裕層を中心に定着している旅行形態だが、国内ではまだ未開拓。9月には国際的な大商談会「アドベンチャートラベル・ワールドサミット」(ATWS)が札幌市で開催される予定。高いポテンシャルを持つ北海道の魅力を世界に発信し、AT市場のシェア獲得を狙う。

新しい旅のスタイル

 日本ではなじみが薄いATだが、自治体や経済団体などでつくるATWS実行委員会の資料によると「アクティビティー、自然、異文化体験の3要素のうち、2つ以上を含む旅行形態」と定義されている。分かりやすく解説すると、地域住民との交流やその地域でしか味わえない体験などを通じて、自分自身の成長や内面の変化を感じられるような新しい旅のスタイルだ。

photo 4月、札幌市内で開かれた「アドベンチャートラベル」のシンポジウム(坂本隆浩撮影)

 道の山崎雅生観光振興監は「AT=アウトドアと思われがちだが、必ずしもそうではなく、そんなに特別なものではない」と強調する。例えば数千円の山菜採り体験とジンギスカンのランチが付いた観光メニューでも、山菜や文化について解説できるガイドを付けられれば「数万円の旅行商品にすることもできる」。大切なのは新たな学びや経験を通じてアドベンチャー感を得られることで「豊かな自然や文化がある北海道はそのポテンシャルが高い」と語る。

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