「これからがいるところへいきます!」というキャプテンからの案内とともに、サメを見るときの注意事項を聞いて入水。
しばらくすると、2mはあるレモンシャークが目の前をサーッと通りすぎるのです。
手持ちのGo Proでとりあえずこの写真を撮ったものの、私は怖くて手がブルブルと震えているのに対して、サメたちは「はいはい、ツーリスト来ましたねー、1往復くらいしてやるか」というような感じで、こちらを振り向くこともなく、悠々と泳いでいきます。
海の王者たる余裕なのか、ただ餌に向かって突き進んでいるのかわかりませんが、見ている方は、怖さと感動とが交差します。
そして、これ以上に感動したのが、イーグルレイ(マダラトビエイ)と一緒に泳いだことです。
朝早い時間、イーグルレイがいるスポットへ行き、シュノーケリング。
この時、キャプテンから事前にシェアされた注意事項は、決して近づかずに水面に浮いて静かに見るようにと。
言われたとおり、水面にぷかぷか浮きながら下を見ていると、イーグルレイのご一行様が優雅に泳いで、自分の真下を通っていきます。
うまく写真が撮れなかったのですが、実際には肉眼でクリアに見えるほど体に水玉のまだら模様がついています。
鳥が空を羽ばたいているかのように、優雅に泳ぐその姿はとても愛らしく、1グループ15〜20匹くらいのイーグルレイが真下を移動する様子は、圧巻の光景でした。
ということで、今回はタヒチのカタマランヨットの旅の体験記第3回目として、息をのむような絶景を見る体験をお届けしました。あまりにも良い旅すぎて、PR記事みたいになってしまいましたが(プライベート旅です)、 大自然の素晴らしさを実感し、自分の旅の価値観を大きく変えるような経験でした。
ぜひ、みなさんにも一生に一度体験していただきたいハッピーデスティネーションです。
著者:Darjeeling Kozue(ダージリン コズエ)
トラベル誌、女性誌の編集者を経て、現在は外資系企業でコミュニケーション ディレクターとしてイベントやバズクリエイションを手がける。隙あらば旅。ラグジュアリーなリゾートホテルから、アドベンチャラスな秘境まで。業界でも有名な旅のエキスパートだ。
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