
【木邨アナウンサー】
「時折小雪舞う青森駅のホームに、白地に赤のラインが印象的な列車が入ってきました。こちらがJR東日本の新しい観光列車『ひなび』です。きょう、県内初公開となります」
23日にデビューし、青森県内や岩手県を走る予定の「ひなび」。車体にはかつて八戸線などを走っていた車両と同じ白地に赤のラインをまとっています。
その車体をよく見てみると、水引きの梅結びがあしらわれているほか、波や花吹雪、さらには山といった豊かな自然も表現されています。
【木邨アナウンサー】
「色鮮やかな外観が素敵な『ひなび』ですが、何といっても中の座席にも特長があるんです。この後たっぷりとお伝えします」
偶然、その場に居合わせた青森駅の利用者も思わずスマホやカメラを向ける、JR東日本の新しい観光列車「ひなび」。実はこの列車…。
2010年にデビューした「リゾートあすなろ」をリニューアルしたものです。
【木邨アナウンサー】
「運転台の後ろには、このような大きな展望室が設けられていまして…」
【木邨アナウンサー】
「元々の車両の広い展望室、そして、大きな窓といった設備はそのままなんですが、座席が変わりました」
「リゾートあすなろは、車両が2人掛けのリクライニングシートとなっていたんですが、こちらの『ひなび』、1号車グリーン車は4人掛け、2人掛けのボックスシートという構成になっています。さらにですね、なんと1人用掛け用のシートまで用意されているんです。こうやって座ってみますとプライベート感もあって、目の前が景色ということで、1人旅でも快適に過ごせそうですね」
グリーン車は、様々な人数での旅のニーズに応える座席配置となっているんです。
2号車は、2人掛けのリクライニングシートの指定席。シートの間隔が広々としていてこちらもゆったりとした旅が楽しめそうです。
12月1日は、報道機関の他、県内の観光関係者などおよそ10人も乗車し、新しい列車の乗り心地を確かめました。
【試乗した人】
「良いですね。4人ね、友だちでね。女性とかおしゃべり好きだから、皆でここに集まっておしゃべりすればね。あら~素敵」
【試乗した人】
「良いねぇ」「良いねぇ」「良いねぇ~」「こうして見てれば、雪景色良いねぇ」
(Q.こうして見れば雪景色も違って見えたり)「そうそうそう」「なんかふわっとして」「うん」
【試乗した人】
「1人でも2人でも、皆で楽しめるから良いですね。何か1人席がすごく良いなと思って見てました」
「ボックスシートだとお友達との旅行でも良いですよね」
「ちょうどね、いっぱい話せるかも」
試乗した人たちは、シートの座り心地や大きな窓から眺める沿線の景色を楽しんでいました。
改めて、1人掛けシートの座り心地はというと…。
【木邨アナウンサー】
「この大きな窓を1つをひとり占めしているという感覚。これがぜいたくで良いですね」
「ひなび」の旅はグループはもちろん、1人でも十分楽しめそうです。
【JR東日本盛岡支社 富岡耕太さん】
「大きな窓とゆったりとしたシートでぬくもりのある東北の旅を楽しんでいただきたいと思います」
「県内のお客様はもちろん、首都圏からも多くのお客様に青森県内を楽しんでもらえるような魅力的な観光列車にしたいと考えています」
「ひなび」は、12月23日に、岩手県内の区間でデビューします。
県内での運行日や路線については未定ですが、12月2日は、青森・下北間で一般向けの試乗会も行われます。
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