2020年は選挙イヤーだ。東京都知事選だけでなく、衆院選があるだろう。予算成立後や東京五輪後などタイミングはいくつか考えられるが、いつ解散されてもいいように構えておく必要がある。
安倍政権は税金で行われる「桜を見る会」を私物化したり、国民が守ってほしいと願う憲法9条の改正を目指したりすることに象徴されるように、疑惑に蓋（ふた）をし、国会での説明責任を果たさず、国民の求めていないことを強行しようとする。長期政権は必ず腐敗する。これに歯止めをかけるには政権交代が必要だ。野党勢力が国民の選択肢となる1年にしなければならない。
1人では限界
私は昨年7月に立憲民主党の会派に加わるまで約1年、無所属だった。無所属でも支えてくれる方々のありがたみを骨身にしみて感じたと同時に、全ては1人から始まるけれども、1人でできることには限りがあることもよく分かった。
昨年の臨時国会で英語民間試験の導入延期や国語・数学の記述式問題の白紙化に追い込むことなどができたのは、野党が一致して徹底的に追及したからだ。与党の政策を断念させるのは、単に対案を示すだけでは現実的に難しい。政策はもちろん大事だが、政治は権力闘争。中途半端な追及だと政府・与党をただすことはできない。外交・安全保障、社会保障、経済、環境エネルギー政策といった骨格になる共通政策を協議したうえで、野党が大同団結する必要がある。
自民党のしたたかさに学ぶ
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January 24, 2020 at 04:50AM
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「桜を見る会」あきらめず追及 私物化の安倍政権を代える | 子年に聞く | 柚木道義 - 毎日新聞
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