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ドイツ時計「SINN(ジン)」のみを扱う専門店で、実直なブランドの本質を見た(WATCHNAVI Salon) - Yahoo!ニュース

昨年末、東京・渋谷に日本初となるジンの専門店「ジン・デポ渋谷」がオープンした。ドイツを代表する質実剛健なウオッチブランドのコレクションを合計100種類以上、加えてノベルティグッズも多数取り揃えている。まさにSINNファンのためのユートピア!? といった空間なのである。

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マニアックなまでのSINN愛を共有できる

ブラック&ホワイトを基調とする店内は、パイロットウオッチやダイバーズ、特殊部隊、消防士、金融関係者らに向けたプロフェッショナルウオッチを追求しているジンらしい配色といえる。インテリアも無駄を省いて簡素化。しかしコレクションを常時100種類以上を揃えていることは壮観で、その他にも専用のブレスレットやレザーストラップ、時計ケースといったアクセサリー類も豊富に用意されている。また、ジンの歴史を物語るヒストリカルウオッチ(非売品)も展示されている。本国ドイツ以外では初のスペシャルショップということで、並々ならぬこだわりが感じられる。ジンにおける日本発信地として、今後の動向も注目。SINNファンならば、一度は訪れる必要があるだろう。

ミリタリースタイルのレトロチックな新クロノグラフを販売

「ジン・デポ渋谷」のオープンに合わせるようにリリース開始されたのが、ミリタリーシリーズ第3弾「Military Type IV(ミリタリー タイプIV)」である。レトロテイストあふれる本作は、インダイアルを30分積算計とスモールセコンドのみにして、あえて12時間積算計を非搭載にしている。これによって判読性とクラシック感を強調した。同時に、1960年代のドイツ軍MILスペックの条件だったアクリル風防、NATOタイプのナイロンストラップ、経過分を把握できる回転ベゼルといったディテールも、古典的なミリタリーウオッチを構成する要素といえる。

ジン「Military Type IV」

36万3000円

リューズとプッシュボタンを通常とは異なるケース左に配置した特殊クロノグラフ。左腕に装着した際に手首にあたらないようにするためや、物理的な接触による破損を未然に防ぐための特殊な設計である。本作は発表当時、日本でのみ発売される限定時計の予定だったが、好評につき遅れてアメリカでもリリースがスタートされる運びになった。

スペック:自動巻き(Cal.SW500)。毎時2万8800振動。ステンレススチールケース。強化アクリル風防。直径41mm(厚さ15.5mm)。20気圧防水。標準装備のナイロンストラップの他に、交換用ブラックカーフレザーストラップが付属。

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February 15, 2020 at 08:31PM
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