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海外ジャーナリスト的「上半期に発表された時計」ベスト5 SJX編。グランドセイコー、カルティエなどがランクイン(webChronos) - Yahoo!ニュース

時計業界に限らず、世界がこれほど異常事態に見舞われた例を知らない。我々、時計業界に身を置く者としては、大規模な国際時計見本市が1月のドバイを除いてすべて中止となり、多くの新作に触れ、情報交換する“場“を失った。そんな2020年上半期発表の新作から、時計業界を代表するジャーナリストにベスト5を選出していただいた。同時に、岐路に立たされる大規模国際時計見本市に関するそれぞれの見解をうかがった。今回はオンラインウォッチマガジン「SJX Watches」の創設者であるSJX氏だ。

1位 F.P.ジュルヌ「クロノメーター・レゾナンス」

オリジナルのレゾナンスは画期的な時計であったが、完璧ではなかった。特に、12時位置に配された小さなリュウズは、ほとんど使用することが不可能であった。今や、フランソワ-ポール・ジュルヌは、実用的な問題をすべて修正すると同時に、技術的なパフォーマンスにおいてもムーブメントを次のレベルへと引き上げている。新型「クロノメーター・レゾナンス」にはふたつの「ルモントワール デガリテ」(定力装置)が2系統の各輪列に搭載装備されており、いずれのテンプも駆動初日に一定のトルクで動力が供給されるようになっている(28時間後にはルモントワール デガリテは外れる)。その結果、ふたつのテンプは、主ゼンマイが完全に巻き上げられた状態から24時間後まで一定の振り角で振動する。つまり、ふたつテンプ間の共振による理論上の利点はすべて駆動初日に実現され、その間、動力源が供給するトルクが変動しても定力装置がその影響を排除するため、障害は発生しないのだ。

2位 カルティエ「タンク アシメトリック」

カルティエは1世紀以上にわたってエレガントなフォルムの時計作りに秀でてきたため、その歴史的なリメイクが美しいデザインオブジェクトであることは驚きに値しない。複雑機構や機械的な興味を追求したモデルではなく、「タンク アシメトリック」はまさに美しいデザインオブジェクトそのものである。カルティエのコレクターにとって、この原点モデルは比較的まれな時計という利点がある。現代においても、カルティエはほんの一握りの限定数でこの特徴的なケースを持つモデルをリメイクしたに過ぎない。

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September 01, 2020 at 01:56PM
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