【箱根】女子旅②「そうだ、温泉へ行こう」。シャワー文化で育ちそのままシャワー文化に染まっている普段の生活から、突然日々の忙しさからふと頭をよぎった温泉に癒されたい欲。今まで「温泉ってよく分からないけどいいんだろうな」と曖昧な憧れだった温泉は幸運な事に周りの協力を得て、するするっと計画が進み現実的に行くことが出来ました。今では身も心も温泉の虜となっています。そんな温泉ビギナーが温泉いろはを知るべく向かった場所は箱根の天山湯治郷。
宿泊施設「逗留湯治 羽衣」
天山湯治郷内にある宿泊施設「逗留湯治 羽衣」は全8室の二泊以上滞在で湯治を純粋に楽しむお宿です。お部屋は古さは感じるものの清潔に保たれていて連泊するのに不自由はありません。何よりこの静かな空間の中、窓から見える山の風景と川から聞こえてくるせせらぎが何とも言えない穏やかな解放感を与えていました。
消灯は22時。お風呂は内風呂で基本いつでも出入り自由。ただお掃除を含む”入れない”時間帯もあるので要確認。地下には宿泊者対象のマッサージ室もあり(別途料金)、温泉を楽しみながら体をほぐすこともできます。お風呂のお湯は一滴の水も加えない上質な源泉だけを注いでいて、入浴後は肌がびっくりする位つるつるになりました。噂通り最高のお湯でした。
滋味深い料理でおもてなし
夕食は追加2,000円(要予約)で食べることができます。内容は玄米などの穀物を中心に、旬の野菜、豆類などを合わせバランス良く食べる食事療法(マクロビオティック)。一品一品とても丁寧に作られていて正直びっくりするくらい好みの味でした。というのも以前、私自身マクロビ料理教室へ1年ほど習っていたこともあり滋味深い料理を生意気にも(すみません!)少し理解はしている方かなと。そういった理由からこちらのお料理はかなりレベル高いと思いました。羽衣さんに通って料理を学びたいくらいです。
美味しかった~♡
夕食の〆デザートは小豆の豆乳プリンでした。
朝ごはんも抜かりなく美味しい!
一日目
お宿料金に付いている朝ごはんはお魚や卵料理が加わっていました。
二日目
この日はお粥。毎日食べたいなこういうご飯。
ほっこり^^
朝ごはんには毎回湯豆腐が付いてきました。美味し。
お食事のお供はそば茶。そば茶は大人になってから大好きになった飲み物の1つです。
温泉宿の読書室
朝の時間
宿の中にはゆっくりと読書が出来る場所もあります。写っているこの椅子の座り心地がよくてついつい長居してしまいます。
棚には色々なカテゴリーの本が揃っていました。
反対側の棚には箱根の観光情報冊子も豊富に揃っています。
夜の図書室
暖炉に火が点き、お部屋がじんわり暖かくなります。こちらも22時に消灯。
滞在中、棚から何気なく手に取って読んでいたのは原田マハさんの本。私だったらすぐに逃げ出してしまいそうな母子の確執や報われない恋に真正面から進んでいく話が妙にリアルに綴られていて、まるで心臓に細い針を突かれて少しずつ血を流し痛みを伴う感覚に陥るほど。原田さん、辛いって。。なんて思いながらも全部読めなかったので後日この本を探して完読したいと思います(だって結末気になるし。。)
大人気!「天山湯治郷 ひがな湯治 天山」へ。
日帰りのお客さんたちで大人気だった天山。羽衣の宿泊者も営業時間内であればいつでも入浴が出来ます。
ユニークな洞窟風呂などを始め、サウナ、湯上りの施設も充実していて一日中賑わっていました。
静かに湯治が楽しめる「かよい湯治 一休」
「一休」は温泉入浴だけの施設で檜風呂と野天風呂のみ。しかし!目の前には大きなスクリーンの映画ような、はたまた絵画のように目の前で滝が流れています。滝から流れる音をひたすら聞きながら最高のお湯に浸かる時間は極上の癒し時間以上の言葉が見つかりません。
こちらも「天山」同様、羽衣の宿泊者は営業時間内であればいつでも入浴が出来ます。
わーい、わーい♡
この背中で十分に天山湯治郷さんの温泉を堪能できていると伝わればいいなと思います。
声を大きくして言いたい、温泉大大大好きです!
今回の滞在は人生で一日に入るお風呂の回数を記録更新しました。それだけ湯治に集中してお風呂時間を満喫することができたという事。大人になってからは中々作れない貴重なゆるり時間でした。同時にお風呂のマナーだったり、持ち物の置き方や周りに対して迷惑にならない行動の取り方と楽しみ方など今まで知らなった温泉事情を学べた事も私自身にとって大きな収穫です。今は日常生活に戻っていますが、温泉の余韻に浸りながら「またいつか滞在できたらいいなぁ」と既に夢見ています。
箱根 女子旅続く。。
天山湯治郷さま、撮影及び掲載ご承諾頂きありがとうございました!
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