ヨットには、カヤックやSUPのボードもあり、自由に借りることができます。私は、空気で膨らますインフレータブルのSUPボードを持って行っていたので、波と風が穏やかな日はボードをヨットからおろし、そのままボードに乗って、他のメンバーとラグーンでマジックアワーを楽しんでいました。
そして、夕方の海遊びが終わったら、シャワーを浴び、夜7時にディナーをみんなでとります。
ヨットの上なので、全く期待していなかったのですが、ディナーは前菜、メイン、デザートが必ず出てきます。毎日異なるメニューで、フレンチ、イタリアン、タヒチ料理、中華(タヒチは中華も一般的)など飽きることがないどころか、とても美味しく、みんな残さずに食べるほどでした。
私が乗ったヨットは、参加者全員が旅と海を愛している人たちでした。そのためか、すぐにみんな仲良くなり、ハネムーナーが大半のヨットだったにも関わらず、毎晩私たちは、アペロからスタートし、夕食、そして食後も飲んで、しゃべって、トランプし、踊り……と、賑やかな時間を過ごしておりました。数日でヨットのワインの在庫が少なくなり、途中寄った島のスーパーにみんなでワインを買い出しに行ったほどです。
夜10時くらいになるとみんな眠くなり、各自好きなところで星空を見たりしながら、各キャビンに戻り、11時には寝ているという、ものすごく規則正しい生活を送っておりました。
私含めみんなとても社交的&アクティブだったのですが、食事の時間以外は海に入るのも、エクスカーションに参加するのもそれぞれの判断で動くことができます。そのためカップルで来ていても、一人はシュノーケリングに出かけ、もう一人は疲れたからヨットで本を読んで過ごすなどもよくあり、基本的に自由です。
こんな生活を7泊8日、タヒチの島々を巡りながらおくるのです。
私自身、バックパックで世界一周をしたり、世界各地の超高級リゾートに泊まったりするなど、いろんな旅をしてきましたが、ここで過ごした時間は、人生最高に贅沢な旅と言っても過言ではありません。
次回は、そんな人生最高の旅で出会ったタヒチならではの景色&アクティビティをお届けしたいと思います。
著者:Darjeeling Kozue(ダージリン コズエ)
トラベル誌、女性誌の編集者を経て、現在は外資系企業でコミュニケーション ディレクターとしてイベントやバズクリエイションを手がける。隙あらば旅。ラグジュアリーなリゾートホテルから、アドベンチャラスな秘境まで。業界でも有名な旅のエキスパートだ。
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