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神宮寺勇太 (アーティスト)──瀬戸内でデニムを学ぶ。その2 特集:車とともに旅に出よう。 - GQ JAPAN

走行距離200kmほどにわたるデニムの旅を終えた神宮寺勇太。久しぶりの地方ロケ取材だったと いう神宮寺が、この旅から得たもの、そして彼が抱く未来予想図は?

─ “デニムを学ぶ旅”を終えていかがでしたか?

神宮寺 手仕事はすごい! 知識としてなんとなく知っているつもりになっていたけれど、実際に現場を訪ね、体験し、デニム作りは高度な技術の集約だと実感しました。ミシン作業ひとつとっても、職人の方は一針の動きを正確に捉えたり、微妙な曲線を繰り返して再現したり......。普通なら見逃すようなところまで突き詰めている。鍛錬の賜物です。そんな作り手の情熱を知って、“メイド・イン・ジャパン”のデニムを着たいと思いました。そして最新の環境配慮型デニムを知ったことで、自分が好きなヴィンテージデニムを大切にする意義というか、気持ちも強まりました。

─ 初めて車で旅をしたときの思い出はありますか?

神宮寺 父に頼んで“峠”に行ったことですね。

─ 峠とは?

神宮寺 小学生の頃、ゲームセンターの峠を攻めるドライビングゲームにハマったんです。ある日父に、「峠へドライブに連れていってほしい」と頼みました。ゲームだとものすごいスピードで走れるのですが、実際は30分くらいかかって、ちょっとがっかり(笑)。初めてのグランドツーリング体験ですね。

瀬戸内海には大小約700の島々が存在する。年間を通じ、温暖な気候で降水量が少ないのも特徴だ。撮影日も天候に恵まれ、終始、快適なドライブだった。

─ 最近、旅に行かれましたか?

神宮寺 プライベートで旅する機会はないですね。もちろん、行ってみたい場所はたくさんあります。岡山県と広島県も訪れたのは初めてで、そこで人と出会い、学び、そして夕日や海の景色を眺め、時間を有意義にのんびり使う......これが贅沢なんだなぁと思いました。

─ “学ぶ”というキーワードでダンスとボーカルレッスンの話がありました。ほかに学びたいことはありますか?

神宮寺 キャンプですね。この夏、生まれて初めてキャンプに行きました。ありきたりかもしれないけれど、仲間とバーベキューして、ファイヤープレイスを囲んで。それが思いのほか楽しかったですし、自然の魅力も知りました。でもテントは張れなかったし、シュラフで寝たらカラダはバキバキ(笑)。だからキャンプでの過ごし方を学びたい。ヴィンテージランタンなどの古いギアを揃え、あえて面倒を楽しみたいですね。

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