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写真で見る 三菱自動車「eKスペース」「eKクロス スペース」 - Car Watch

スーパーハイトワゴンになった新型「eKスペース」(左)と「eKクロス スペース」(右)

 三菱自動車工業の「eK space(eKスペース)」「eK X space(eKクロス スペース)」はスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車。2014年にデビューした初代モデルと同じく、企画・開発マネジメントを三菱自動車と日産自動車の合弁会社NMKVが担当。2019年3月にモデルチェンジを実施した軽ハイトワゴン「eK wagon(eKワゴン)」「eK X(eKクロス)」に続く世代交代モデルだ。

 eKワゴン系と大きく異なるのは、eKスペース系が“スーパー”ハイトボディを採用している点。全長×全幅は3395×1475mmと変わらないものの、全高は前者が1640mmとしているのに対し、こちらは1780mmと140mmもアップ(ともに2WD車)。圧倒的な頭上空間を生かしつつ、ブラッシュアップを図ったのがこの2代目というワケだ。そのコンセプトは「他社にはない“三菱自動車らしさ”を訴求するスーパーハイトワゴン」。初代モデルで好評だった質感や仕上げのよさはそのままに、居住性の改善、安全性能の強化、そしてSUVテイストを加味しているのが特長となる。

 まず、居住性の面では初代モデルでもトップクラスだった後席まわりの空間だが、後席スライド量を60mm延長、後席のニールームは81mmも拡大。スーパーハイトワゴンならではの1400mmの室内高と相まって、自由に使える広々空間を実現した。同時にフロアのフラット化やスライドドア開口幅も拡大しており、乗り降りや荷物の積み降ろしといった面での使い勝手も向上している。

 大きく進化したのが安全性能。初代モデルのデビュー時は過渡期だったこともあり限定された内容だったが、新型は「e-Assist」をフル装備。「衝突被害軽減ブレーキ(FCM)」をはじめ、自動ブレーキ機能付きの踏み間違い衝突防止アシスト、「車線逸脱警報(LDW)」「車線逸脱防止機能(LDP)」が標準。ここまでは2019年デビューのeKワゴン系と同じだが、さらに「標識検知機能(TSR)」「ふらつき警報(DAA)」「先行車発進お知らせ(LCDN)」「前方衝突予測警報(PFCW)」が追加されている。また、「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」「レーンキープアシスト(LKA)」などもオプションで追加可能。そのほか、急な下り坂などで速度を一定に保ってくれる「ヒルディセントコントロール」の車速調整幅を4~20km/hと拡大、先行車や対向車を避けハイビーム領域を拡大する「アダプティブLEDヘッドライト」をオプション設定するなど、もはや全部入りといった充実度となっている。

 長距離を走行するユーザーにうれしい高速道路同一車線 運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)」もオプション設定。こちらも渋滞時の完全停止状態からの再スタートに対応するなど進化を遂げている。

 パワートレーンは直列3気筒DOHC 0.66リッターの自然吸気エンジンと同インタークーラー付ターボの2タイプを設定。トランスミッションはCVTのみとなり、どちらもモーターを組み合わせたハイブリッドシステムとなる。駆動方式は2WD(FF)と4WDを用意する。

 スペックは自然吸気ユニットが最高出力38kW(52PS)/6400rpm、最大トルク60Nm(6.1kgfm)/3600rpm。燃費(2WD車)はWLTCモードが20.8km/L、市街地モード18.5km/L、郊外モード22.3km/L、高速道路モード21.0km/L。ターボユニットのスペックは最高出力47kW(64PS)/5600rpm、最大トルク100Nm(10.2kgfm)/2400-4000rpm。燃費(2WD車)はWLTCモードが18.8km/L、市街地モード16.7km/L、郊外モード20.0km/L、高速道路モード19.1km/L。

 ハイブリッド関連のスペックは共通で、モーターは最高出力2.0kW(2.7PS)/1200rpm、最大トルク40Nm(4.1kgfm)/100rpm。電池はリチウムイオンを採用する。

eKスペース

 丸みを帯びたファニーな顔付きを採用し、スタンダードモデルらしい落ち着いたイメージを演出。ボディカラーはモノトーンカラーが「ホワイトパール」など6色、2トーンカラーはホワイトルーフが2色、オークブラウンルーフ1色の計3色を設定。インテリアカラーは全車、温かなイメージを感じさせる「ライトウォームグレー」を採用。

 グレードは自然吸気エンジン車が「M」「G」、ターボ車が「T」の3タイプ。価格は順に139万9200円、154万2200円、163万5700円で、4WD車はそれぞれ13万2000円高。

ラゲッジ容量もたっぷり。5:5分割可倒式リアシートを使えば積載量に合わせたアレンジが可能

eKクロス スペース

 フロントマスクには「デリカD:5」や「アウトランダー」でおなじみの「ダイナミックシールド」デザインを採用。ヘッドライトからサイドを真っ直ぐ貫くキャラクターラインにより先発のeKクロスとの差別化が図られており、背の高さやスライドドアの存在もあって、独特の世界観を演出する。

eKクロス スペース

 グレード構成はeKスペースと同様で、自然吸気エンジン車が「M」「G」、ターボ車が「T」の3タイプ。ボディカラーはモノトーンカラーが専用色となる「サンシャインオレンジメタリック」など7色、2トーンカラーは「ホワイトルーフ」3色、「ブラックルーフ」2色、「サンシャインオレンジメタリックルーフ」1色の計6色となり、全13色のワイドラインアップとなっている。インテリアカラーはブラック基調の標準カラーに加えて、ブラックとブラウンのコンビネーションタイプがオプション設定される。価格は順に165万5500円、177万1000円、185万9000円。4WD車はそれぞれ13万2000円高となる。

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February 06, 2020 at 01:00PM
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