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コロナ禍後の空の旅ブーム、米国で失速の兆し-航空会社業績に暗雲も - ブルームバーグ

米国で空の旅のブームが失速しているようだ。

  ブルームバーグ・セカンド・メジャーによれば、米消費者による国内主要航空会社からの直接購入は4-6月(第2四半期)に総じて減少。約2年ぶりに落ち込んだ。ただし、これは一般的なクレジットおよびデビットカードを利用した直接購入に基づく購入データで、旅行予約サイトでの購入や法人販売は除いていることから、全体像を描いているとは言えない。 

  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴う制限措置が解除され、米国で空の旅はここ1年大幅に増加。航空券が大幅に値上がりしても需要が落ちることはなかった。しかし数十年ぶりの高インフレに見舞われて消費者は衣服や電化製品、外食などあらゆる選択的消費を抑えており、ここにきて空の旅も節約の対象に入ったようだ。

  航空業界全体の業績を押し上げてきた需要回復は腰折れする可能性がある。

  デルタ航空 ユナイテッド航空は最近、国際線予約が引き続き良好だとして通期利益見通しを上方修正した。また、今夏は業界全体で記録的な旅客数が見込まれている。

  一方、米国内および北米に特化するアラスカ航空は、価格低下と国内旅行需要の軟化を背景に7ー9月(第3四半期)の業績が打撃を受けるとみている。

   サウスウエスト航空が先週発表した4-6月売上高は市場予想を上回ったが、年後半の需要への懸念などを受けて株価は下落。米大手航空会社5社の株価は7月、いずれも月間ベースで下落した。格安航空 ジェットブルー・エアウェイズが8月1日に発表する4-6月決算で、業界の状況はさらに明らかになるとみられる。 

Americans Pull Back on Flights

One measure of airline sales fell in the second quarter

Source: Bloomberg Second Measure

原題: Americans Are Losing Their Post-Pandemic Craving for Air Travel(抜粋)

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