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【写真紀行・瀬戸内家族】インド旅⑥午後のお茶タイムにゆとり感じ - 産経ニュース

インドの旅人といえば砂埃まみれのヒッピー風をイメージする方も多いかもしれないが、今やそれは絶滅危惧種で、最近はこざっぱりとした若者が大半となってきた。

薄汚れた服装に無精髭という昔ながらのスタイルはほぼ年配者に限られる。そう、ぼくも時代錯誤と笑われぬよう気をつけて旅しなければと思う次第だ。

そこで今週は、わが家の洗濯風景の写真を選んでみた。ヒマラヤ山中の友人宅に滞在中は、こうして家族全員で洗濯をするのが毎朝の日課となっていた。

場所は集落の共同水汲み場になるが、そこで顔見知りとなった近所のお母さんの暮らしぶりが実に興味深かった。

彼女の家は大家族らしく、毎朝長時間かけて大量の洗濯物を手洗いしていた。ボタンをポンと押せば全自動で家事が済むわけではないはずのに、それでも不思議なことに、午後にはチャイを飲みつつ近所の誰かとお喋りしたり昼寝などしてのんびり過ごしている。洗濯も炊事も掃除も、日本に住むぼくらの方がよほど便利にできるはずなのに、このゆとりの違いはなんだろう。

今週の写真を眺めていると、あの時抱いたそんな疑問とお母さんの笑顔がありありと胸に蘇ってくる。

小池英文(こいけ・ひでふみ)写真家。東京生まれ。米国高校卒後、インドや瀬戸内等の作品を発表。広島・因島を中心に撮影した写真集「瀬戸内家族」(冬青社)を出版。ウェブサイト「http://www.koike.asia/」

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