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「新たな発見できる」身近な場所を旅する“マイクロツーリズム”が好調 旅行会社の売上も回復【新潟】 - FNNプライムオンライン

新型コロナウイルスとの共生の中で、近距離の旅=マイクロツーリズムが旅の定番となりつつあります。新潟市の旅行会社が企画した旅に同行し、その魅力を探りました。

【トラベルマスターズ 鹿島純一 代表】
「しばらくは、歩くことがこれからのトレンドになっていくのではないか」

歩くことが主役の旅『1万歩倶楽部』の魅力を熱く語るのは、新潟市にある旅行会社の社長鹿島純一さんです。

17日行われた日帰り旅行。1878年に日本を旅した女性旅行家・イザベラバードの足跡を徒歩とウォーターシャトルで辿ります。

旅の始まりは、新潟市江南区の酒屋地区。

【タウンウォークかめだ 阿部和志 会長】
「この2つの川で物資や人の往来があり、発展していった町」

ガイドの案内で知識を得ながら昭和の雰囲気が残る町並を歩く一行。道中、精肉店では…

【トラベルマスターズ 鹿島純一 代表】
「ちょっと熱いかもしれない。揚げたてのコロッケですので」

【参加者】
「こんなにおいしいの初めて。ここを通り抜けることはあったけど、歩いたことがないので、とても楽しみにしていた」

鹿島社長はこうした誰も目を付けていない場所をツアーに盛り込むことに意味を感じています。

【トラベルマスターズ 鹿島純一 代表】
「全く初めての試み、どこの旅行会社もやったことが無いと思う。新潟に住んでいる方は意外と分からない」

それまで県外ツアーを中心に展開してきた鹿島さんですが…

【トラベルマスターズ 鹿島純一 代表】
「正直、(売り上げ)ゼロの月もあった」

感染拡大の影響で売り上げはおととし、それまでの4分の1に落ち込みました。

そこで考えたのが、歩くことがメインのため感染不安の少ない『一万歩倶楽部』です。これが好調で、4月の売り上げは感染拡大前の90%にまで回復したと言います。

江南区酒屋地区を後にした一行は、バスで同じ江南区の木津に移動。

【松村道子キャスター】
「ここからは舟の旅となります。新潟市江南区木津から中央みなとぴあまでウォーターシャトルで進みます」

イザベラバードの旅路を再現するため、水深調査をしてまで実現させた木津からみなとぴあまでの船旅に参加者はそれぞれの喜びを見出していました。

【参加者】
「この川から、生まれ育った場所を見てみたいと思った」
「五頭連峰と菅名岳と弥彦山・角田山がいっぺんに見える。新しい発見ができた」

一万歩倶楽部はリピーターの多さも特徴です。

【参加者】
「時間が合えば参加している」
「去年から6回目くらい参加している」

【トラベルマスターズ 鹿島純一 代表】
「常に新しいもの・ユニークなものを考えながらやってきたことがお客さんにも響いたのかなと思っている」

これまで知られてこなかった身近な宝が確かに輝き始めています。

NST新潟総合テレビ

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